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待望の海外旅行!家族で出発前にチェックしたい「携行品損害補償」の補償範囲

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新型コロナウイルスの感染に対しては引き続き警戒が必要ですが、予防や対策を考えつつ、久しぶりの旅行を計画する家族も増えてきました。家族での待望の海外旅行を考えるにあたって、気になるのが旅行中のリスクに備える旅行保険です。病気やケガの補償はもちろん、カメラやスマホなど大切な「携行品」についても、どんな補償を受けられるのか知っておきたいところです。

本記事では、海外旅行保険と携行品損害の補償範囲について解説します。

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コラムサマリ

★この記事は約7分で読めます。

  • 海外旅行の万一に備える海外旅行保険。補償内容を確認する。
  • 契約前に、家族や補償の範囲を確認。とくに携行品補償の範囲を確認しよう。
  • クレジットカードにセットされている海外旅行保険との併用方法と注意点を確認する。

ご契約にあたっては、必ず「重要事項説明書」をよくお読みください。

ご不明な点等がある場合には、保険代理店までお問い合わせください。

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待望の海外旅行。旅程が決まったら海外旅行保険も準備する

日常生活における事故によるケガに備える傷害保険は、基本的に1年ごとの更新となりますが、旅行保険は、自宅を出てから帰宅するまでの旅行行程に合わせて備えることが可能です。海外旅行保険ならではの補償も充実し、旅行期間に合わせて契約できるため「より契約しやすい保険」と言えます。

旅行先での病気やケガの治療費が補償される

日本では公的医療保険制度(健康保険)が充実しているため、原則3割の負担で医療機関を受診できますが、海外で入院や治療が必要となった場合には高額な医療費が請求されることがあります。帰国後に「海外療養費制度」を申請すれば医療費の一部が払い戻されますが、現地では全額自己負担で支払わなければなりません。

慣れない国や地域では、子どもだけでなく大人でも体調を崩すことが考えられます。病気やケガの治療費を保険で備えるとともに、病院探しや診療時間など日本語で対応してくれるサービスなどもあり、心強い味方となります。

持ち物の盗難や破損について補償される

盗難や破損など、旅行先でのトラブルやアクシデントも心配です。誤ってカメラを落とし、壊れてしまったり、盗難なども想定されます。このような携行品の盗難や破損に対する補償も、海外旅行保険の「特約」としてセットすることも可能です。

ご契約前に、家族の範囲、補償の範囲を確認

海外旅行保険は、ファミリープランなど、家族単位で契約することで、一部の補償の保険金額が家族共有となるため、それぞれが契約するよりも保険料負担を抑えることができます。ただし、新婚旅行後に婚姻届の提出を予定している場合やひとり暮らしの子が補償の範囲に含まれるかどうかについては、保険会社により扱いが異なります。確認のうえ、対象とならない場合には、別途に契約し、補償を確保するようにしましょう。

海外旅行保険の携行品損害補償で補償される金額は、契約内容によります。持ち物1個、1組または1対あたり10万円など、限度額が設定され、その価格(時価)または修繕費用のいずれか低い額であることが一般的です。

そして、全体の補償額は、保険期間を通じて携行品損害保険金額が限度額となります。たとえば、保険金額が20万円であった場合、複数の携行品の盗難被害にあったとしても保険金の支払いは20万円が限度となります。

携行品損害補償でカバーされる範囲とは

携行品損害補償は、旅行に持っていく身の回り品が補償の対象となりますが、すべてが補償されるわけではありません。対象となる携行品、対象とならない携行品について、出発前に確認しておきたいものです。

対象とならない携行品の例

現金、クレジットカード、コンタクトレンズ、サーフボード等および付属品などは、携行品であっても対象外であることが一般的です。

この携行品損害補償の補償対象は、保険会社によって異なり、または変更されることがありますので、事前に確認することをおすすめします。なお、置き忘れや紛失(置き忘れや紛失後の盗難を含みます)、故意または重大な過失の場合には、保険金は支払われません。

3つの申込経路-インターネット・代理店・空港での申し込み、それぞれの特徴は?

旅行保険への申込みには、同じ保険会社でも複数の申込み方法があります。代表的なのは、インターネット経由、保険代理店経由、空港での申込みの3つでしょう。それぞれの違いや特徴をみてみましょう。

インターネット経由で申込み

出発日や旅行先が決まったら、保険についても家族で話し合っておきたいものですが、ゆっくり話ができるのは夜という方も多いでしょう。時間帯を気にせず、インターネットで申込みできるのが魅力です。日程や渡航先、補償範囲や補償額(保険金額)など該当する項目を希望にあわせて選択することで、契約申込みまで進めます。サイトや保険会社によっては、インターネット割引が適用される場合もあります。

各保険会社とも、用語説明などわかりやすく設計されていますが、保険料負担を重視するあまり、セットしておきたい特約なども省いてしまう傾向があります。必要な補償はよく考えて、抜け漏れのないように契約しましょう。

代理店経由での申込み

知識も経験も豊富な専門スタッフのいる保険代理店での申込みは、代理店の営業時間内で相談や手続きをする必要があるため、時間がかかることもあるかもしれません。しかし、要望をふまえた補償プランを提案してもらえるので、安心して相談、申込みができると言えます。

旅行代理店が保険も扱う代理店である場合もあります。また、旅行代理店から提携先の保険代理店を紹介される場合もあります。

いずれにしても、複数の保険会社商品を扱う代理店であれば、他社との比較もできますが、一社専属の場合は、提案された保険の妥当性に悩むケースもみられます。担当者との信頼関係も保険の選択においてポイントとなるでしょう。

空港での申込み

出発前の慌ただしさから後回しにしてしまい、事前の申込みができなかった場合でも、空港の海外旅行保険カウンターで保険に申込みすることができます。その場で契約証が発行されるため、安心を手に入れることができますが、補償プランが限定されているため、補償の内容について選ぶことはできないケースが多いです。

クレジットカードにセットされている海外旅行保険では補償されないこともあるので要注意

クレジットカードにセットされている海外旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。「自動付帯」は、カードを所持していることで保険がセットされますが、「利用付帯」は、航空券や旅行代金をそのカードで支払った場合など所定の条件を満たした場合のみ保険が適用されるため、注意が必要です。

同じクレジットカード会社でも、一般会員かゴールドカード会員などランクによって異なる場合もあります。また、家族の補償についても、「クレジットカードの契約者のみ」「家族カードの所持者も補償対象」「同行の家族も補償」「補償されない」などさまざまです。確認のうえ、モレのないよう備えましょう。

クレジットカードにセットされている海外旅行保険と併用で補償の総額もアップ

実際の損害額に対して補償される携行品損害補償ですが、保険金額を超えては支払われません。ただし、一般の海外旅行保険とクレジットカードにセットされている海外旅行保険を併用することで、それぞれの保険金額を合算*することができます。また、傷害死亡・後遺障害保険金においては、双方の保険金の合計額が支払われます。クレジットカードにセットされている保険に加えて不足分を海外旅行保険で補完することで保険料を抑えることも、選択肢のひとつとなるでしょう。

*1回の事故についての限度額が設定されている場合には、その金額となります。

まとめ

待望の家族での海外旅行は、日本での日常とは異なる高揚感から気も緩みがちです。現金は必要な分だけ持ち歩くなど、盗難などに細心の注意は怠らないようにしましょう。

そして、もしもの場合でも、海外旅行保険を契約していれば安心です。持ち物の盗難などに対応できる携行品損害補償は、その補償範囲や補償金額をしっかり確認しておきましょう。万全の備えがあれば、旅行を存分に楽しむことができるでしょう。

この記事の執筆協力

執筆者名

大竹麻佐子

執筆者プロフィール

証券会社、銀行、保険会社など金融機関での勤務を経て独立。相談・執筆・講師活動を展開。ひとりでも多くの人に、お金と向き合うことで、より豊かに自分らしく生きてほしい。ファイナンシャルプランナー(CFP©)ほか、相続診断士、整理収納アドバイザーとして、知識だけでない、さまざまな観点からのアドバイスとサポートが好評。2児の母。ゆめプランニング URL:https://fp-yumeplan.com/

募集文書管理番号
0703-29A1-B22201-202303

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